bQ7 バネ怪人グロップ
 過去に書いた文章をあとで読み返すと大抵恥ずかしい思いをするんですが、一度苦心して書いたものはどんなくだらなくても出来るだけ残しておきたいという思いもあって、これまで文章を大幅に書き直すことはしてきませんでした。が、グロップの文章は何度読んでも、そのつどしっかりと恥ずかしいので、初の全取っ換えです。

 グロップは最初この顔がアイディアとしてあって、そこにメンディアスのようなパイプと、リストbPのガマラと同じような皮フを組み合わせて体を作っていて、いわば「あり合わせの材料でなんかできちゃった」作品です。だからこれを人様に見せるべきかどうかということについては多少僕の中で葛藤があったんだと思いますが、結局僕はグロップをホームページに載せることにしました。その理由は、「なんかよく動きそうだから」(笑)人間型で、装飾が少なくて、派手なアクションができそうでしょ?そうゆう期待も込めての“バネ怪人”という別名なわけです。バネの要素あんまり無いにもかかわらず。

 まあ、立体化されるアテもない怪獣デザインの価値を、“動きやすさ”に見い出すっていうのも妙な話ですが。